2025年度　第46回照明学会東京支部大会実施報告

　支部大会の目的とする学生、企業の若手技術者等への「論文発表の場の提供」と、様々なフィールドで照明の研究、業務に従事する方々への「学びの場、交流の場の提供」の２本立てで、本年も支部大会を企画し運営を行った。
　今年度は２３件（前回から２件の増）の論文発表申込があり、各自９０秒のショートプレゼンテーションとポスター発表を行った。今回も発表会場ではコーヒーのサーバーを置き、飲み物を飲みながらの気軽な雰囲気の中で語り合える会場作りを行った。
　また学びと交流のイベントとして照明施設賞の優秀施設「ニコン 本社/イノベーションセンター」と「温故創新の森 NOVARE」の２つの施設について２名の方に事例紹介の講演をいただいた。
　その講演に対して学生参加者から積極的な質問が挙がるなど、活発な質疑応答も行われた。その後に行われた情報交流会には、ほぼ全員が参加し、所属を越えて多くの交流と有意義な議論が行われた。短い時間の中で充実したプログラムとなった。
　今大会では発表者、講演者、聴講者を含め計８７名の参加者があり、講演会場は満席の状態となり、またポスターセッションでは若手発表者とベテランの先生、技術者などとの間で熱心なディスカッションが行われた。
　参加者みなさまの協力の下、予定した全プログラムを滞りなく無事に終わらせることができたことに感謝を申し上げます。